New Snapshot てなわけで,10.50 pre-alpha のスナップショットが来たのでサックリとインストール.

例によって,邦訳 New snapshot(ja)”)

で,今回の大きな変更点は,「タブマネージメント (MDI) 機能の復活」と「ズームの UI の一新」辺り.

Opera 10.50.3216 での Tile 表示,Opera 10.50.3218 での Tile 表示

10.50になってからは OS から見て真の MDI ではなくて,全部自前で MDI っぽく見せる用になっていて一応タブを並べて表示するメニューだけついてると言うちょっと残念な状態だった.

それが10.50.3218 から,いままでの 10.10 のような個別の window として表示されて移動はもちろん,タブごとの最大化も出来るようになった.

ただ,まだ完全ではなくて,最小化したまま再起動すると表示できないタブが出来たり,タブを切り離すと良くわからないものが出来たりと不具合てんこ盛り.

Opera 10.50.3218 でのズーム切替UI

それから,ズームの UI が変わって,いままではドロップダウンリストから選ぶ方式だったのが,今回からスライドバーを動かして設定する方式になった.

ついでに,画像の表示切替とウィンドウ幅で表示(Fit to window width) の切替も,このズームの UI と一体化されている.

この機能はいまのところ Windows 版だけで Mac/Unix 版へは後ほど実装される予定らしい.

その他細かい修正として,ウィジェット周りの修正や名前を付けて保存時にフリーズしてた不具合などが修正されてはいるものの,自分の環境では特定のサイトの cookie の受け取りを拒否しようとすると落ちたり,日本語フォントがグダグダだったりとまだ先が長そうでした.