7⁄27,28,29と3日間掛けて学校説明会とか言うのを大学がやってて,構内のあちこちが17,8歳の高校生であふれてた.
たいして年の差は無いのだけど,彼らにはえも言われぬ瑞々しさがある.そう感じるのはきっと自分自身がこの街の 普段の生活の中で学校の制服とか18歳以下とかとあまり接点が無い 感覚に慣れてしまっていて,説明会という 異常 に過敏に反応しているためかもしれない.
そんな3日間の最終日の7/29日に自分の所属する学類の説明会が行われた.この手の説明会に参加したことが無いので,研究室の友人と朝一から潜り込んできた.もぐりこんだ当初の目的はいくつかあり,ひとつには,Trojan騒ぎと再編問題にゆれる昨今の情勢下で組織の長がプロモーションとして何を言うかが知りたかったこと.CGのセンセの模擬講義の概要にあった「地球シミュレータ」の文脈を確かめたかったこと.そして,最大の目的は,説明会で何をするのかが知りたかったことにある.
結果から言うと,それぞれ,「学類長の話は聞けなかったので分からない.」「CGの話は『シミュレータって言いたいだけなんと違うか』」「へーこんなものなのか.華が無いねぇ」と言ったところ.
学類長の話が聞けなかったのは単に遅刻して行ったからで,会場に入ったときにはすでにお帰りになられた後だったということ.
CGの話は,HPCとして横浜のアレを使って何かするということではなく,どこかで地球物理に関する計算をして,その結果を3DCGでVRに投影して可視化できるんですよ,という文脈らしい.録音して聞き返してみたが,横浜のアレとのつながりがよく分からない.
そして最後の「華が無い」というのは,説明会で話されたことは全てパンフレットに書かれていて,それを見れば事足りる話だけで,どこにもこの学類を選ぶことへのメリットが提示されていなかったということである.僕がすでに1年半ほど学類生で,朧気ながらこの学類と学校がどういうものか見えているという点を差し引いても,この学類をアピールしようという熱意が学類側に感じられなかった.
それが,今日の説明会にもぐりこんでの感想.